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YANAPY's HomePage TOP >> 北海道移住 >> 家づくりの実際〜我が家が目指した姿
2009年10月 5日公開
2010年 5月30日更新
この章のポイント  いよいよ北海道での定住に向けて住宅を建てることにしました。
 ここでは、住宅建設に向けて我が家が目指した姿や実際について取り上げたいと思います。
 ※なお、住宅建設に至るまでの流れは「家づくりに向けて」を参照して下さい。

目次  我が家が目指した姿

前へ家づくりに向けて  次へ家づくりの実際

我が家が目指した姿
 うちでは家を建てるにあたり、次のような点を目指しました。
 目指したものすべてが実現できたわけではないですが、実現したものについては写真入りでご紹介します。

北海道の自然や風景を楽しめる居心地の良い住宅

 北海道暮らしを楽しめる要素として挙げられるのは、広大な自然や良い風景です。
 土地の立地条件から必ずしも北海道らしい風景とは言えないですが、敷地面積だけはとりあえず確保できましたので、この敷地に北海道らしさを最大限取り込んでいく作り込みを自らしていきたいと考えています。

家の前の大きめの畑。少しずつ作っているところです。
植樹等も少しずつすすめたいと考えています。

カメラを設置して風景をとれるようにしました。
(マウスをのせると風景が出ます)



北海道産の材料や技術を活用した住宅

 北海道産の木材その他北海道産の材料を住宅づくりに取り込んでいきたいと考えました。
 予算の制約等もありすべてを道産材とはいきませんが、それでも建築事務所や建設会社の尽力のもと、以下のようなことは実現できました。


テラス外壁には道南杉を使用。

梁の一部に下川町産のカラマツ集成材を使用。

建築会社の尽力により、カウンター天板にも下川産カラマツ集成材を利用した製品を使用できました。

我が家で使用する木材はプレカットではなく職人の手作業による切り込み。建築会社の作業場を見学。これも北海道の職人の技術。

予算が厳しい中ですが、建築事務所の尽力により、窓枠の一部にノルド社製の木製枠を使用。旭川の工場を特別に見学させてもらいました。写真はまさに我が家に使われる窓枠。これも北海道の製品です。

食卓と椅子には旭川家具を採用。
特に食卓は道産タモ材指定で作ってもらいました。北海道の材料と技術の生きた逸品です。

食卓を作ってくれた大雪木工さんの工場を見学させていただきました。



地元の資源やエネルギーを活用できる環境配慮型の住宅

 かつて木材で栄えた地域では薪ストーブを利用している家が多々あります。地域で生まれる伝統的なエネルギー源を大切にしたいと思い、我が家でも導入しました。
 最近では新しいエネルギーとしてペレットなどの生産もされています。将来的に機器が実用レベルになれば給湯などにも活用していきたいという夢も持っています。
 予算の関係ですぐにはできませんでしたが、太陽光発電なども見据えた設計にしてあります。


薪ストーブを導入しました。
炉壁は北海道産レンガを使用してセルフビルドで積みました。

太陽光発電にも対応できるよう配管を設置しています。



厳しい気候条件下でも快適に過ごせる高性能住宅

 冬は積雪とマイナス30度にもなる低温、その一方で5月や夏場には30度を超える高温と、北海道の中でも非常に気候条件が厳しいこの地域ですが、こうした厳しい気候条件のもとでも快適に過ごせる家にするべく、パッシブ換気の導入可能性を探るために建築事務所にも北方建築総合研究所(北総研)などで研究してもらいました。参考資料
 技術的課題やコストやデザイン等々のため、いわゆる教科書的なパッシブ換気導入とはなりませんでしたが、概念を取り入れた処理方法を取り入れてもらうことができました。


1階に設けたベンチレーターガラリ。窓を開けずに換気が可能。

2階高所にも窓を設置しています。
なおこの梁は先ほどの下川産カラマツ集成材です。

その他実現できた特徴

 建築事務所との設計打ち合わせにより他にも様々な特徴ができました。

温水暖房にはハイセンスなピーエス社製を使用。

玄関左側のミラーはピーエス社製の暖房。床は墨入りモルタル。

階段上にルーバーを使用した小屋裏スペース。

2階上にもルーバーを使用した小屋裏スペース。

風景をよくとれる2階の角窓。

小屋裏を使用した収納スペース。

1階天井裏に設けられた情報通信スペース。電話線や各部屋・屋外へのLANの拠点です。

寝室と居間は全開できる引き戸で開放感と一体感を出しています。

鍋や七輪まで置け、ガラス窓で室内も見通せる台所コンロ。

ラジオ難視聴地域ですが屋外AMアンテナを配線しています。



設計・監理軽部建築制作事務所
施工旭伸建設株式会社


 次へ家が完成するまで」で、出来るまでの様子をご覧いただけます。


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