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YANAPY's HomePage TOP >> 北海道移住 >> カードとの付き合い方
2009年 5月 6日公開
カードの利用は紛れもない借金です! 北海道でもクレジットカードの利用を条件にしたポイントや値引などの特典を用意し、クレジットカードを作らせようとする店舗等が増えています。生協の宅配(北海道では「トドック」)を利用するにもカードを作ることが条件にされている状況です。 これらのカードを賢く使いこなせれば、値引によって余計な家計支出を少しでも減らせますし、ポイント還元などを通じても同様の効果があります。 カード会社もそれぞれ独自の特典を用意し、ポイントが貯まれば景品と交換できたり、現金でキャッシュパックしてくれるところもあります。我が家でも年に1〜2万円はそうした恩恵があります。 でも、カードを使うということは一時であれ確実に借金をしているということです。 このことはよく自覚しておくべきでしょう。 カードは借金という自覚がないと、カード破産など悲惨な目に遭うことになります。 手許にないカネは絶対に使うな 根本的には借金なんかしないに越したことはありません。 ましてや特典狙いにカードを使う程度の日常生活で借金を増やす必要などどこにもありません。 現在手許にないカネは絶対に使わないということです。 よく「来月の給料で払おう」「支払月の給料で払おう」なんて人がいます。 でもその来月や支払月にどういう予定外の支出があるかはわかりません。 そういう払い方は、借金で行き詰まる典型的なパターンです。 現金で買う時は手許にないカネは使わない(使えない)はずです。 それと同じ考え方を持ちましょう。 手許のカネで払えないものを買ってはいけません。 支払いのカネは別口座で管理する よく給料受取口座とカードの支払口座を同じにしている人がいます。これも危険です。 どれが生活費でどれが支払うカネかわかんなくなります。 うちではカードの支払口座は他の口座とはわけています。 カードを使う都度、支払に使うカネはすぐに支払口座に移動します。 こうすることで、カードの支払いに使うカネが間違って他の用途に使われることはありません。 昔は手作業での移動でしたが、インターネットバンキングの普及に伴ってずいぶん便利になってきました。 この程度の手間がかけられなければ安易にカードなんか使わない方が身のためです。 ついでに言えば、カード以外の口座振替も口座をわけるべきです。 口座振替の契約をよくよく読んでみましょう。端的に言うと「あんたの会社がうちの口座からいくらでも引き落としても銀行には何の文句も言わないよ」そういう契約です。だからといって無定量にバカスカ引いたら訴えられますが、口座振替の実務は意外と適当です。 うちでは口座振替のみでカード払いができない業者は信頼度の低い業者とみなしています。カード会社はカード利用者だけでなく加盟店の与信も一応みます。でも口座振替は依頼書を出して手数料を払えばある意味誰でもできます。 カード会社を選べ〜ゆるいカードと厳しいカード カード会社の選択にもちょっとした注意が必要です。 カード会社によって審査が甘いカード会社と厳しいカード会社があります。厳しいカード会社を使った方が安全です。会社の社会的評価も考える必要があります。 カードそのものが作れないなどという話は過去に支払事故を起こしてブラックにでもなってない限りあまり聞きませんが、限度額の設定などで審査の厳しい甘いは露骨に現れます。 一般に銀行系のカード会社の審査は厳しく流通系のカード会社の審査は甘いと言われます。 ただ最近は銀行でもサラ金に参入する感覚でカード事業をやるようなところも増えています。そういう感覚のカードはサラ金のカードと違いありませんので避けた方がいいです。VISAとかJCBとかがついているだけならいくらでもあります。 銀行系でも流通系でも伝統があったり大企業がやっているところを選んだ方がいいと言えるでしょう。 その意味ではスーパーなどでポイントが得られるなどと称して安易にカードを作るのも考えものです。まぁ管理がちゃんとできればいいことですが。 キャッシングは絶対使うな カードについているキャッシング機能は絶対に使ってはいけません。 キャッシングはこれこそ正真正銘の借金です。サラ金の自動貸付機で借りているのと全く同じです。むしろもっと手軽に借りられるという意味では危険です。 リボ払いと呼ばれる分割払いも同じです。これも金利がかかってきます。 手許のカネで払える使い方をしていれば分割払いを利用する必要は全くありません。 カード会社にしても、ポイントや値引特典を提供して何で儲けているのでしょう?もちろん加盟店からの手数料もありますが、キャッシングの儲けも大きいです。だからカードの利用明細と一緒にキャッシングやリボ払いでポイント何倍とかそういうチラシをバンバンいれて来ます。 もらっていいポイントともらっちゃいけないポイントはしっかり見極めるべきでしょう。 |
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