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北海道移住実施
この章のポイント
  • 引越の業者選び。私はJR貨物のコンテナ便を使用。
  • 住宅の決定。教職員住宅に入居
風景
1999年 4月10日公開
1999年11月16日更新

引越の実施 ※この情報は私が体験した当時のものです。現在異なることもありますので注意してください。
 北海道移住が決まり、いよいよ引越作業をすることになりました。

 まず引越業者の選定があります。私の場合は2月上旬から下記の点を意識してすすめました。

  • 会社の寮に住んでいた為、退職日までに引越をしなければならない。
  • 赴任先が決まるのは3月中旬以降のことになるため、それまで行き先の決まらない荷物をなるべく安価に預かってくれること。
  • 3月は引越業者の繁忙期のため、早めに手配しなければ業者を選ぶどころでもなくなる可能性がある。
  • 引越の見積もりは最低でも2〜3社からとったほうがいいだろう。
  • 遠隔地の引越となるため、全国ネットの業者が安心だろう。
  • 見積金額の積算根拠が明確であること。
  • 金額や業者のイメージだけでなく対応も見る。
  • 私のケースのように時期・場所ともに流動的な計画の場合、どの程度融通が利くのかを見る。
 私は結局JR貨物のコンテナ便を使用することとしました。他の大手業者が大阪→北海道に30万円以上かかる(荷物量約3.5トン)のに対し、大阪→旭川10万円、大阪→稚内でも13万円(いずれも5トンまで)とかなり格安です。荷物の保管もコンテナに入れたままで7日までは無料、それ以上は1日につき千円という条件で他社に比べ格安です。引越先が決まってから場所を指示・搬送という条件でも快く応じてくれました。
 なお、上記料金は梱包を完全に自分で行った場合の料金で、家具等の梱包は業者に任せることになりますので別途人手が発生します(その人数積算にも注意が必要です)。また貨物駅から遠隔の場合、陸送費が発生します。それでも私の場合で引越資材も含めて22万円程度で済みました。(保管料を除くと21万円程度)
 JR貨物の場合は、レール運賃、陸送費に明確な運賃表がありますので、不当な料金を請求される心配はあまりありません。短距離にはあまり向きませんが遠距離は割安です。その意味ではおすすめだと思います。

 3月7日に大阪の独身寮から荷出しを行い、退去しました。まだ赴任先は明らかではないため、荷物は業者に、自分は京都の実家へ行きました。

住宅について
    教職員住宅に入居
 北海道に限ったことではないですが、移住するには住宅を決めねばなりません。とはいえ、赴任先が決まるのが3月後半、しかも赴任先に賃貸住宅市場が存在するかわからないとあっては、自分で住宅を確保するにはあまりに非現実的です。
 そこで学校教職員の場合は、教職員住宅が確保されていることが多いです。私もそこに住むことになりました。
 職員住宅は他の教職員(前の住人)が使用している関係もあり、入居できたのは4月1日のことでした。


※北海道での暮らしの実際は、次項「移住後の暮らし」を参照して下さい。

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