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 沖縄の旅 ＩＮＤＥＸ
南北大東島
沖縄県の東端・絶海の不思議に満ちた島、南大東島と北大東島をご紹介。
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宮古諸島の島々を写真でご紹介。
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沖縄から平和を考える
沖縄は戦争体験・基地問題を抱えます。沖縄をより深く理解するために考えてみましょう
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沖縄ワンポイントメッセージ ･･･ 沖縄にちなんだ時事批評。時々更新します。
２０１３年１月、久しぶりに沖縄を訪問しました。
今回ははじめて我が子２名を連れていきました。平和の碑では（不謹慎にも）北海道の地名を探して走り回っていました。
平和の碑が弔う沖縄戦での犠牲者の多くは軍民問わず地元沖縄の方々なのは言うまでもありませんが、その次に多いのは北海道の出身者です。国内では沖縄から最も遠く気候風土も全く異なる北海道の犠牲者が多いという事実は、何を物語っているでしょうか。
このことは過去の歴史だけにはとどまらず、現在にも通じるものがあります。国際貢献と称して自衛隊が海外派遣されていますが、ハイチ、ゴラン高原、南スーダンなどにも北海道からも派遣されています。こちらも気候風土は北海道とは大きく異なります。本州の方が気候風土はまだ若干近く、派遣業務を冷静に考えれば北海道から派遣するより適応しやすいと考えるのが自然なはずですが、このことが意味していることは何でしょうか。
国際貢献を口実とした自衛隊派遣も当然かのように捉えられ、さらに安倍政権による特定秘密保護法の強行成立、竹富町でみられた地元無視の教科書採択の強要など教育現場での愛国心の強要、米軍基地県外移転・負担軽減を願う沖縄県民の気持ちを踏みにじるオスプレイ配備や辺野古移設問題、集団的自衛権の議論、さらには平和憲法改正を狙うなど、戦前回帰への動きが進んでいる現状に強い危機感・問題意識を感じます。
このような中で、沖縄や北海道などこの国では辺地というべき地域に、一方的に負担が押しつけられることがないよう強く願いたいものです。本土では他人事かのように思われるかもしれませんが、そうではありません。
沖縄にも北海道にも本州とは異にする素晴らしい自然風土があります。こうした自然風土を平和と共に未来の子ども達に引き継いでいきたいものです。
沖縄の青く美しい海、北海道の広大な大地、いずれにもただ昔から美しくあるわけではなく、本土とは大きく異なる戦争の歴史があります。その美しさにただ感動するだけでなく、そうした歴史も忘却せず目を向けて欲しいものです。そうした思いも胸に風景を見ると旅に新たな意義が生まれるかもしれません。
最終更新日 2014.1.1
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