北海道移住の総合評価
私が北海道への移住を実現したことについて評価してみたいと思います。
今の時点では北海道に移住したことに総合的には満足しています。北海道民になれたことは後悔しておらず、今の日本で北海道以外に住むことは想像もできません。日本に住む限りは一番いい選択肢だと思います。これがイヤなら国外逃亡しかないでしょう。
問題点もないわけではないですが、北海道移住の目的の多くの部分を手にすることができました。
以下で北海道への移住を実現して良かったことを挙げてみたいと思います。
●北海道に移住してよかった点
- 自然環境が良い
- 道路が渋滞しない
- いつでも北海道旅行ができる
- 自分の時間が増えた
- 食べ物の質が良い
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環境がいい!
環境はとてもいいところです。自然が多いです。朝、学校へ行こうとすると天気がよければ国後島が見えます。ちょっと外出すると斜里岳や知床連山の眺めが雄大です。車で走ればエゾジカやキタキツネがそのへんを歩いています。
北海道はやはり広々としています。道東圏はやはりその傾向が強いです。これがなかなか気分がいいです。気持ちが大きくなったように感じます。道路も直線道路が多いのが特徴です。
それから道路は渋滞しません。全線まるで高速道路。実に快適です。時間は読めるし、距離的に遠出してもたいして疲れません。ストレスもたまらないのがうれしいところです。
観光名所が近所に
観光名所や景勝地はいくつもあります。知床、開陽台、野付半島、尾岱沼、春国岱・・・すべて近所です。日帰りどころか買い物帰りにでもいけそうな距離です。納沙布岬、摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖、オンネトー、釧路湿原等有名な観光地はいくつもあり、これも日帰り圏内。アウトドア派にはとてもうれしい土地だと思います。
近隣に温泉はいくつかあります。町の銭湯もみな温泉です。設備の整った温泉浴場の他、山の中にいくとそのへんで沸いてるのがいくつもあります。
(写真は知床横断道路から国後島を望む/北海道羅臼町にて)
いつでも北海道旅行できる
ガソリン代と宿代さえあればいつでも北海道旅行に行けます。飛行機代やレンタカー代が負担だった内地の頃とは大きな違いです。週末とかでもあまり遠距離でなければ十分可能です。ふらっと斜里岳登山に行ったこともあります。
移住した最初の年は1週間前後の旅が年4回、その他週末も含めるとけっこうなペースで旅行しています。
自分の時間の増加
通勤時間が片道1時間から30秒に短縮されたので余裕時間が増えました。
また仕事も以前より早く終わるようになったので自分の時間が増えました。
これは職業・居住地にもよるので参考程度にとどめます。
そのほか、参考までにこんなものも挙げておきます・・・
地価
土地は安いみたいです。一部市街地のようなところにはそれらしい値段がつくところもありますが、それでも大都市に比べると充分安いのでは? 安い土地を探している人にはおすすめです。善し悪しはもちろんいろいろありますので値段だけでとびつくのは危険です。
次の課題に向けて・・・
北海道暮らしに長所もありますが短所もあります。考えてみましょう。
仕事の配属の関係で偶然住むことになった最初の居住地での生活はこんな感じです。
しかし、問題点がないわけではありません。むしろこれから考えないといけない課題もあります。
そこで、次に「北海道移住の長所と短所」と題して、北海道に移住して考えさせられた問題点を挙げていきたいと思います。
とは言えはじめに住んだところも日々普通に暮らす分にはいいとこですよ。北海道内のいろいろな土地も見る中で、少しは生活者の目になって土地を見ることができ、この地にもそれなりに良さがあることがわかりました。
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