旅の想い出・北海道編 イラスト
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道東圏温泉事情
 北海道には温泉が数多くあります。道東も温泉の宝庫であり、有名どころもあればひなびた温泉もあります。施設形態もホテルの温泉あり、公営温泉あり、銭湯的なところありといろいろです。私もそのうちのいくつか行きましたが、いいところもあればそうでないところもあります。
 ここでは、私が行った道東の温泉の中でおすすめしたいものを採りあげたいと思います。観光客的な視点、生活者的視点が混在していますが、そうしょっちゅう来ることもできない北海道ですからいい思いをしてほしいなと思い、このページをたちあげました。

凡 例
温泉名
所在地:           日帰り入浴:¥×××円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
写真が入ります
各項目を私の独断と偏見で5段階評価しています。赤はその温泉の特徴的評価。↑
施設型施設がきれいですぐれています(温泉名背景が緑です)
温泉型ひなびた温泉の雰囲気がいっぱいです。(温泉名背景が赤です)
秘境にあります秘境にあります 

ブラウザによりマウスをアイコンにあてると解説が表示されます。→温泉型 施設型 秘境にあります
「最終更新日」は情報内容を再確認し掲載した日です。→ 最終更新日:200×年×月×日

十勝エリア
国民宿舎 東大雪荘
所在地:上川郡新得町屈足トムラウシ 日帰り入浴:¥350円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆☆
☆☆☆☆☆
☆☆☆
 この温泉は新得市街から60キロも離れた山の奥にある。しかも最後の数キロはダート道を走る。たどりつくまでに秘境気分を十分に味わえる。
 この温泉の特色は、渓流沿いの露天風呂。まわりはこの建物しかない森林の中にあるので森林浴気分も味わえる。これでこの値段は非常に良心的。
 ここはトムラウシ登山の玄関口となっていることもあり、ロビーには大雪連峰の地図などもある。これがまた秘境気分を駆り立てる。登山は本格登山となるのでなかなか難しいと思いますが。
温泉型 秘境にあります
最終更新日:2000年11月20日

清水温泉フロイデ(FREUDE)
所在地:上川郡清水町字熊牛126 日帰り入浴:¥370円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆☆☆
☆☆
☆☆☆
 この温泉は清水町の町営温泉。とはいえ、サウナ、ミストをはじめ多彩なお風呂が完備されている。露天風呂ももちろんあり、十勝平野にある清水町の風景や日高山脈が一望できる。寝湯のジャグジーが非常に心地よいものに仕上がっていた。休憩室も完備し、ロッカーにも利用者毎のキーを用意するなど施設は大変洗練されている。これでこの値段は非常に良心的。この町の町民がうらやましい。どっかの町も見習え。
 私が訪れた時は日曜日の夕方だったこともあり、混雑していたが地元での人気を物語っているのであろう。
施設型
最終更新日:2000年11月20日

然別峡かんの温泉
所在地:河東郡鹿追町然別峡 日帰り入浴:¥500円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆
☆☆☆☆☆
☆☆☆
 この温泉は山奥の斜面に張り付くように建っている。道路も最後9キロはダート道である。この秘境っぽい雰囲気はなんとも言えない。
 中に入ると、風呂は実は8種類ある。七色の秘湯とはよく言ったもの。クロレラの湯なんてのもある。ただしそれぞればらばらの場所にあるので施設内をいちいち服を着て歩き回らなければならないのが少々不便。
 露天風呂もあり、こちらは慢性便秘に効くらしい。効能のほどはなかなか。悩みを持つ女性の方には是非おすすめしたい。なお、すべての湯について基本的に混浴である。
 近くには無料野天風呂「鹿の湯」もありこちらも人気が高い。
温泉型 秘境にあります
最終更新日:2000年11月20日

ナイタイ高原温泉亀の子荘
所在地:河東郡上士幌町字上音更区画外18 日帰り入浴:¥300円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆
☆☆☆☆☆
☆☆☆
 十勝平野を一望できるナイタイ高原のふもとにある。ここのすばらしいところは露天の岩風呂。私が行ったのは夕方であったが、夜は満天の星空が拝めることであろう。
温泉型 秘境にあります
最終更新日:2000年11月20日

幌加温泉鹿の谷
所在地:河東郡上士幌町幌加 日帰り入浴:¥400円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆
☆☆☆☆☆
☆☆☆
 糠平温泉からさらに車で十数キロ走ったところにある。内湯にはナトリウム・カルシュウム・鉄鉱の3種類の湯があり、露天風呂は硫黄泉がある。露天風呂は沢に面しており自然が満喫できる。ここは山奥の湯治宿であり夜はまわりに光がほとんどないため満天の星空がひろがる。星空を眺めていると動物の鳴き声も聞こえてくるような風呂である。ちなみに内湯・外湯ともに混浴。静かな雰囲気がいいところなのであんまり荒らしちゃいやーよ。

周辺の他の施設:糠平温泉街の各施設→「糠平湖の風景」参照

温泉型 秘境にあります
最終更新日:2004年9月25日

ナウマン温泉 アルコ236
所在地:広尾郡忠類村忠類384−1 日帰り入浴:¥350円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆☆☆
☆☆
☆☆☆
 外観が石造り風になっていて一風変わっている。中はコンクリート打ちっ放しの近代的かつシンプルな造りで、ジェットバスや露天風呂などもある。これでこの値段は非常に良心的。
 窓を大きく取っているため、館内全体が明るい雰囲気である。
施設型
最終更新日:2000年11月20日

野中温泉別館
所在地:足寄郡足寄町茂足寄 日帰り入浴:¥300円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆
☆☆☆☆
☆☆☆
 雌阿寒岳登山口・オンネトーの近くにある温泉。ひなびたいかにも温泉という感じのところ。内湯はアカエゾマツ製の木造。露天もある。

周辺の他の施設:阿寒湖畔の温泉街の宿泊施設
【はみだし情報】阿寒湖畔には鶴雅はじめ立派な温泉がありますが駐車場が悪く日帰りには不便。

温泉型 秘境にあります
最終更新日:2000年11月20日

◆COLUMN◆〜温泉のマナー
 温泉を利用するみんなが気持ちよく利用するためにはマナーがあります。小樽でロシア人の入浴を断るのが差別だと大騒ぎしていますが、日本人でもマナーに疎い人はけっこういます。
 浴槽に入る前には体を洗う(最低お湯はかけろ)、タオルはつけない等々。まわりを考えずにバカ騒ぎするなんてのは温泉のマナー云々以前に社会に出てくること自体失格ですが。

◆COLUMN◆〜先に温泉入る?それとも体を洗う?
 先の話と関連するかも知れませんが、風呂に入る前に最低限湯浴びをするのは常識として、あなたは風呂に入る前に体を洗いますか?それとも温泉を楽しんでから体を洗いますか?
 みていると後者の人が多いように思いますが、個人的には前者じゃないかと思います。なぜか? 温泉の効用を残すには、入った後にあんまり洗いすぎちゃ温泉に入った意味がありません。せいぜい軽く流す程度にとどめるべきでしょう。温泉には必ず掲げてある「成分分析表・入浴上の注意」にも書いてあります。公共の浴場であることも考えると温泉に入る前に体を洗うべきじゃないかと思うのですが・・・。

網走エリア
ホテル日の出岬
所在地:紋別郡雄武町沢木 日帰り入浴:¥500円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
 雄武町の日の出岬にあるホテル。風呂は海に面し、温泉に入りながらオホーツク海の雄大な眺めを楽しむことができる。冬には流氷も見られる。露天風呂もあり、海の眺めのほか日没も見事。近隣市町村や上川管内からも集客している。ホテル最上階には展望スペースもあり、海に突き出した日の出岬やオホーツク海の様子がみられる。
施設型
最終更新日:2005年6月15日

勝山温泉ゆうゆ
所在地:常呂郡置戸町常元1−5 日帰り入浴:¥500円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆☆☆
☆☆
☆☆☆
 源泉100%の温泉。施設も大変きれいで感じがよい。生活者的には値段がやや気になるが、タオル(普通のとバスタオル)やボディソープ類が標準装備となっており、施設も含め納得できる。靴箱、ロッカーも鍵付き(しかもコインじゃない)。風呂には打たせ湯、ジャグジー、サウナ、露天もあるほか、五右衛門風呂も置かれていた。休憩室のモミモミマシーンが高級すぎて手がつけられなかった。行ったのが平日の日中だった割にはけっこう人がおり、人気のほどがうかがわれる。
施設型
最終更新日:2000年11月20日

緑の湯
所在地:斜里郡清里町緑町26 日帰り入浴:¥280円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆☆☆
 この温泉は清里町に3つある町営温泉のひとつ。99年1月にオープンし、清里町の温泉の中では一番新しい。地域の保養施設ということもあり施設自体は小規模でお風呂は中温・高温の内湯に加えて露天風呂があるのみだが非常に清潔で心地の良い施設に仕上がっている。これでこの値段は非常に良心的。なお、源泉100%の温泉となっている。
周辺の他の施設:パパスランド(町内札弦)、緑静荘(町内)
【はみだし情報】料金も回数券も上記3館共通です。おすすめは緑>パパス>緑静荘です。
施設型
最終更新日:2005年6月15日

◆COLUMN◆〜露天風呂の温度
 私もバカなもので、この温泉に通って1年経ってようやく気がついたのですが、露天風呂の温度が同じ時間帯でも冬と夏とで違うことに気がつきました。
 単純に外気温の違いなのかというと、それだけでもないようです。この温泉の管理人の方に聞いてみると、夏場は太陽の照り返しでどうしても温度が高くなってしまうのだそうです。そのため、夏は朝の温度を低めにして、冬は高めにしておくのだそうですが、どうしても温度の違いが出てしまうとのことでした。
 このように露天風呂は外の要因で温度が変わってしまうようで、管理も難しいようです。そんな管理の苦労に思いを馳せながら風呂を味わうのもいいかもしれませんね。

釧路・根室エリア
山花温泉リフレ
所在地:釧路市山花14線131 日帰り入浴:¥600円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆☆☆
☆☆
☆☆☆
 釧路市に沸く温泉。市内にようやく温泉が出たと出来たときには評判になったようです。内湯もジャグジーなど数種類あり、露天もあります。600円とやや高め。施設的にはいいですが、このレベルで600円は北海道では取りすぎです。本州にはもっとボッてるところもいくらもありますが。釧路市から手近なところなので夕方や休日は混むみたいです。私は間違ってもそんな時には行きません。
施設型
最終更新日:2000年11月20日

霧多布温泉ゆうゆ
所在地:厚岸郡浜中町霧多布 日帰り入浴:¥500円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆☆☆
☆☆
☆☆☆
 霧多布岬にほど近い。霧多布市街を見下ろせる高台の上にあり、霧多布湿原も見渡せます。露天風呂もあり、市街や湿原を見渡せるようになっています。眺望は良いです。開業して1年くらい湯量不足で露天が使えませんでした。500円はちょっと高いかな。値段には厳しいよ、私は。
施設型
最終更新日:2000年11月20日

湯宿だいいち
所在地:標津郡中標津町養老牛 日帰り入浴:¥600円
施設の清潔度
温泉の雰囲気
料金のお得度
☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
☆☆☆
 中標津町の養老牛温泉に3軒ある旅館のひとつ。この3軒の中ではもっともおすすめ。川のせせらぎに面した混浴露天風呂をはじめ、男女別露天風呂や丸太風呂など雰囲気のよい風呂で構成される。温泉の質はもちろんのこと、野生動物の見られる場所柄や、食事の質にも定評がある。宿泊客優先で夕方の時間帯は日帰り入浴は受け付けていないので注意されたい。
周辺の他の施設:旅館藤や、ホテル養老牛(いずれも養老牛温泉街)
【はみだし情報】藤やの露天風呂もなかなかいいです。だいいちがダメなときはこっちに行きます。
施設型 秘境にあります
最終更新日:2005年6月15日

◆COLUMN◆〜冬の温泉いいものだ
 私は冬の温泉、特に露天風呂が大好きです。冬の北海道では(土地にもよりますが)気温が−10度くらいまで下がります。温泉の温度を40度とすると単純に外気温との差が50度くらいあることになります。
 この温度差がなかなか気持ちがいいです。澄んだ冷えた空気が暖まった体に入ってくる感覚はなかなかのものです。北海道の冬の露天風呂はおすすめです。ただし心臓の弱い人とかはくれぐれも気をつけてくださいね。

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