この章のポイント 子どもふたりが北海道で受験をした体験談を紹介します。
目次  中学受験
 高校受験
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2022年 1月 1日公開


 子どもふたりが北海道で受験をした体験談を紹介します。

中学受験編
 〜 本州の難関校を目指した体験談 〜

息子が中学受験をしてみることに

 親が転勤に失敗したせいで住みたくもない地域の学校に行く羽目になった息子。学校だけでもレベルが酷すぎるのに学童まで行かせたら人格崩壊しかねないので、低学年から家で留守番をするしかなくなり、家の中でふわふわボールをぽんぽんするくらいしか時間のツブし方がない状況でした。何か有為な目標があればこんなところでくすぶってないで有意義に過ごせるのにと思っていました。

 そこで目にしたのが本州の仏教系の学校の体験授業。もともとお寺が好きだったこともあり、目指すことまでは考えずにお寺巡りの延長気分で行ってみようということに。
 台風の影響で行くときの飛行機が欠航するなどというアクシデントがあったものの、他社便の残席がちょうど家族分ありそちらに振り替えてくれるというので行くことができました。

 見学した学校の校風は予想以上に息子の心をつかみ、目指してみることに。
 親としても北海道のしょぼい学校とは雲泥の差の校風や学校の考え方に目から鱗。

 ときは4年生の夏。難易度も高い学校なのでスタートとしては遅めです。
 親に中学受験の経験はありませんが、たとえ記念受験になってもよし、本人をつぶすことのないように少しずつやることのハードルをあげていくことにしました。


まずは通信教育を中学受験コースへ

 もともとZ会の小学生コースを1年生の時からやっていました。ハイレベルでも100点続きで少しもてあまし気味だったので、こちらを中学受験コースに切り替えてみました。まずは国算から。ここでついていけなければ即断念です。
 スタートは国語は87点の好スタートでしたが、算数は28点。やはりレベルはあがりました。
 それでもめげずに勉強を続け、半年後には算数で100点を出せるようになりました。

 5年生からは理科を追加しました。最初は教科も難易度も増えて苦しそうでしたが、ほどなくペースに乗りました。
 6年生にあがる少し前から社会も追加しました。

 算数、理科、社会については遅いスタートで未習範囲があるので、市販の参考書と問題集を併用し、ある程度埋め合わせてからの参戦としました。この点については、自分で頑張れたようなので割とスムーズでした。

 6年生の後半では算数もランキングの常連になれるほどまで成長しました。
 最初は私が教えていた算数も、いつしか教えてもらう側に(笑)


中学受験塾のイベント食い

 5年生の6月に関西の中学受験塾、浜学園の無料公開テストと、灘中オープン模試を受けるために、東京の駿台浜学園に行ってきました。無料テストでは上位を得られ塾生資格も取ってきましたが、灘中オープンはなかなか難しかったようで目標の高さを改めて認識できたようです。
 その後、8月に灘中対策講座を受けに西宮の本部に行き、その後志望校の対策講座を受けるなど、5年生では主にイベントで御世話になりました。

 6年生になり講座も増える中でどのくらい本州と行き来をすることになるんだろうと思いましたが、春先から新型コロナの影響で教室でのイベントが軒並みできなくなりました。目標が近しい同級生とライブで競ってみてほしいなと思っていたので残念な部分はありましたが、浜学園はweb対応してくれたので、通塾では取れなかったであろう講座も在宅で受講することができました。

 志望校に特化した講座を受けるのに塾生資格が必要になりました。5年生の時のは時間が経ちすぎて使えませんでしたが、どうにか塾生資格を得ることが出来、塾生としてイベントに参加して行くことになりました。
 塾生になったことで公開テストも在宅で受けることができるようになりました。本番テストの10日後くらいに問題が届いて週末に実施、返送してさらに10日後に相当値で成績が出る形式でしたが、公開テストで通塾してたら破産するのでありがたい対応でした。

 夏はwebでできるイベントのほか、三冠達成本なる難易度の高いドリルに取り組みました。
 社会などはこれが小学生にさせる内容か?と思わせるハイレベルでしたが、この頃から社会に磨きがかかってきました。

 秋口からは志望校向けの講座や模擬試験、プレテストなどのために学校説明会などの用事と抱き合わせで月1回程度は行っていました。

 年末年始は直前講習をwebで受講しました。本当は生で受講させてやりたかったですが、さすがに仕事があるのでそこまで本州にいられないことと、コロナやインフルをもらって本番試験が受けられなければ本末転倒なので見合わせざるを得ませんでした。


もちろん結果は甘くない

 結論から先に言うと、本命校については残念な結果になりました。
 全国でも屈指の難易度の学校なので、この生活でこの程度の勉強で簡単に受かるほど甘くはないのですが。
 それでも学校からもらった試験結果によると、得意科目になった社会は合格者平均点を上回り、順位的にも社会だけなら合格できる水準でした。ただ理科と頼みの国語が予想以上に冴えず、さらに算数で撃沈してしまったので、仏頼みの効果も虚しくという結果になりました。
 ただ練習のためと浜学園に薦めてもらって受験した北海道内の中学校は合格しました。もともと校風があわないので行く気はさらさらなく、行く気もない学校を冷やかしで受けるのもどうかと悩みましたが、合格を得られたことで努力が少しでも報われた意味では受けてみて良かったと思います。

 結果として親元から公立中学校に通うことになりましたが、後述する姉の高校受験をみてもこの地域の環境が酷すぎるので、北海道でももう少しマシな地域の学校に通わせてやりたいのが親としての願いです。





高校受験編
 〜 学区外受験を目指した体験談 〜

高校受験と呼ぶに値しないひどい受験環境

 上の娘も同様に親の転勤で行きたくもない地域の学校に行く羽目に。てか転勤前は息子よりできるくらいで息子の能力形成への貢献は計り知れない存在でしたが、周りに問題があるとどうしても影響を受けてしまうんだなと暗澹たる思いです。

 学校はお勉強なんかそっちのけでくだらない行事にだけは熱心。定期テストや業者テストの平均点が半分を切っていても緊張感が全くと言っていいほどありません。大学とかなら平均が単位もらえないレベルですよ。挙げ句の果てには親には正体の見えない全国学力テストはいいとか開き直ってます。本当に目の前の子どもの課題には目もくれてない象徴にしか見えません。

 それもそのはず。この地域には受験競争がありません。公立は定員割れする学校だらけなので、勉強しなくても高校に行けちゃいます。5割も取れたら優等生ですね。道外や道内でもまともな地域ではそんな得点では市内の高校に行けずに遠距離通学を強いられるレベルなのですが、そんな危機感も無し。

 一応この地域には北海道民が聞けば進学校かなと思える程度の学校は子どもたちの学校の隣近所にあるのですが、ここも実質定員割れ。入試得点5割で本当に入れます。二次募集をする年もあり、北海道の公立は得点で足切りをしないので0点でも入れます。なので進路実績は当然のごとくガタガタ。本州基準で見ればあまりに当然ですね。本州ではそんなのは進学校と呼びません。

 なので、本当に勉強したい学力上位層は軒並み他管内に出るのが当たり前という風土になります。
 勉強しない子どもが地元に残れて、勉強する子どもが親元を離れ経済的にも心身にも多大な負担を強いられざるを得ない。普通の地域は逆です。おかしいでしょ。
 これで勉強しようなんて風土になる方がおかしい。

進路指導と呼ぶに値しない学校

 学校の進路指導って何ですか?
 普通は親なんかにとやかく言われなくても、適切な時期に自分なりに進路を考えてそれを実現するためにどうしたらいいか考える、ひとりで出来ない子どもも多いだろうからそれを導くのが学校のすることなんじゃないかと思いますが、そんな様相は微塵もなし。
 北海道自体がのんびりし過ぎなのか、3年の夏休み過ぎてから学校説明とか平気な顔してやってますが、本州ならとっくの昔に志望校確定して本気で目指してないと合格しませんぜ。まして北海道の公立高校は1年生の内申から入試に使われるので、そこから対策しないと進路は狭まることはあっても広がることはない。
 学校は来た案内漫然と垂れ流して仕事した気になってたみたいですが、まぁ近所の定員割れしている学校なら試験受けに行けば無対策でも入学できるんでしょうが、当然まともな他管内の学校は特に公立は案内来ません。自分で動くしかない。それでも(少なくとも北海道では入試まですべての手続きに言えるが)申込みとか事務手続きにだけしゃしゃり出てきてそれで進路指導した気になっているのか何なのか。

 こんな進路指導を受けてか娘は見事に何も動かないので、見かねて親が動くことに。志望するかしないは別にして学校見学(この年はコロナで中止も多かったがwebも複数あった)を申し込んだり。ただ公立は学校を通すとか得体の知れないルールがあり娘に言わせて手続きさせた果ては中学校が間違った案内を娘にしてきたので親が差し戻すとか、もう本当にこの地域の進路指導の現場は酷すぎ。

まともな学校は基本オール5が必要

 これは北海道に限らず本州でも同様ですが、特にまともな大学への進学を考えると、まともな高校への進学には基本オール5か、それに限りなく近い内申が必要になります。
 私たち親の時代は相対評価だったのでそこまでは必要なかったのですが、少なくとも建前上は絶対評価になって内申バブルのような状態になったのでそうなってます。
 その中身も子どもの個々のレベルや進度に見合わない提出物だったり、体育などの実技教科で運動神経が鈍かったりとかで、本来学力的には進学校に行ける子どもが挑戦さえ許されないなどという理不尽なことが全国的に起きているのは大変おかしいと思います。

 北海道でも例に漏れず、まともな学校は例外なく内申ランクAが必要、いいとこBまでです。(北海道は内申点でランク区分があり、ほぼオール5でA、オール4でDのようになっています。一番下はM?)Cでもよほど当日点が満点に近ければ可能性はゼロでもないといったところですが、北海道の入試問題はお世辞にも良問とは言えないのでヘンな問題が出ると当日点を期待するのはバクチレベルになります。

 北海道でも他県でも近年は入試制度をいじって複雑化して入試得点で救う枠も建前上作ってはいますが、実際にはそれに依存するのは危険です。知り合いの中学教師に複数聞いてもあんまり現場ではお勧めしてないみたいです。
 さらに北海道には学区制という理不尽な制度がいまだに残されており、他学区からの進学者は札幌市内は5%、それ以外は10%に制限されています。たとえば定員200人の学校に21人学区外から志願があれば、あぶれた1人は学区内の受験者と比べてどれだけ点が取れていても学区外21番目という理由だけで落とされます。さらにその学区外合格20人が内申当日点同比率の70%の中で決まってしまえば、当日点がたとえ満点でも内申不足という理由だけで落ちます(北海道では内申当日同比率で70%を取り、残り30%を学力重視と内申重視で決める)。なので学区外では当日点頼みもバクチになります。おかしいでしょ?
 学区制度や内申制度はさっさとやめるべきだと思いますが。

 さて、うちのお嬢様、あれ?内申足りません。
 よって当初目指していた学校は受験資格なしと。

自由な校風の学校で伸びてほしいと思っていましたが

 この点は娘でも息子でも同じですが、親としては自由な校風の学校に行ってほしいと思っています。私がそういう学校を経験してきて良かったので是非同じ経験をしてほしいし、そういうところで良い友達に恵まれてほしいと思っています。

 うちは子どもには男女問わずまともな大学に進学してほしいと思っています。同様に私がそういう学校を経験してきて良かったので是非同じ経験をしてほしいし、そこで生涯語り合えるような良い友達に恵まれてほしいと思っています。

 だいたいそういう学校って、全国でみても例外なく進学校ですね。
 学校の成果のために進学実績を出す、そのために子どもの学びをがっちり管理するタイプの学校が私立では昔からありますし、公立でも近年はそんなところが増えてきて困りますが、そんな受験刑務所みたいなところに行って成果を出してほしいとは思ってません。
 合格ランキングの上位にいなくてもいいですが、それなりの成果は継続して出ているレベルではないと困ります。

 自由にやってそれなりの成果を出す、そういう学校を子どもたちには薦めてきています。

学校探し

 そういう学校は全国でも数が限られますし、北海道でも本当に限定的です。
 お嬢様にはそういう学校をお勧めし、そこに至る道の険しさも良く理解しないままお勧め通りに進路希望調査には書いていましたが、内申不足で受験資格なしと。

 受験自体はしないといけないので学校を探さないといけないのですが、学校からどういう指導をされているのか、本人に動き全くなし。
 そもそも北海道では選択肢自体が少なく、通える範囲にはどう考えてもないので、下宿や寮生活も考えないといけない、となるとさらに選択肢は絞られます。

 本来親が動く場面でもないし動いちゃいけないのですが、本人があまりにのんびり日常を送っているのでやむなく動くことに。

高専という選択

 そんな限られた選択肢の中で否応なくと言ったら語弊がありますが浮上したのが高専という選択。
 私は未経験ゾーンなので不安もありますが、とりあえず併願校探しのつもりでオンライン説明会や体験授業に参加してみました。

 普通の高校と違い5年制で短大卒の資格が取れる。大学受験がないのが受験にあまり向かなさそうなお嬢様にはメリットかもしれないし、今は新共通テストが結果失敗なのは見えているのでその混乱に巻き込まれないメリットがある。大学へは学士入学で編入可。就職も大手企業にも人気があって求人倍率10倍。実績は間違いなく出ており、中途半端な普通科に行ってFラン大学に行く羽目になるよりはずっといいかも。
 高校ではないので学習指導要領に縛られないのである意味自由、というか高校すっ飛ばして大学に行くイメージ。校風も比較的自由で制服もない。個別訪問で生徒さんの様子も見せてもらいましたが、あのふわふわ感が娘にはあっているかもと思いました。
 親としては学費は公立高よりは高いですが私立よりは安く、大学2年分も含まれることを考えると逆におトク。塾も通信教育も不要。校内に寮もあって寮費も安め。これを理由に選ぶのが一番イケナイパターンなのですが。

 懸念としては専門が絞られてしまうので専門外への転換が難しいこと。あと私は普通高校の出身なので同じ経験をさせてやりたかったかなと。

 専門は自分で選んでいただきましたが一番人気の学科を選んでいました。ITとかもいいかもよと薦めては見ましたがそこは譲らず。別にいいんですが。
 選んだ専攻は私も少し知ってる分野なのでそこを選んでくれたのは内心嬉しい気持ちもありますが、その道の険しさも知っているので、本当に断念せずに続けられるのか、心配な部分もあります。
 その部分は学校見学のたびに講話や個別質問のたびに繰り返し聞いてきましたが、決して他の学生も順調ではないことや、それでも概ね育て上げていけている姿勢が学校からは伝わってきました。体験授業の様子が廊下で少し漏れ聞きましたが「この分野をすべて知ってる人は誰もいない」と講師役と思われる方が言っているのを聞いて金言だなと思いました。完璧でなくてもどうにかなると割り切るのもその道のポイントなのかもしれないと思うと、育て方に期待するしかないのかなと。

受験へ

 当初併願校として考えていた高専、結局第一志望校になりました。
 内申不足の故に道立高校の受験先がしょぼくなり、内容や実績、自宅外通学のリスクを考えた結果。
 学校での模擬テストの結果の浮沈が激しすぎ受験に向かないのではというのもありました。
 高専の一般受験も最悪の場合危ないかもというのと、受験機会を増やすために推薦で受験することに。

 結果、推薦で無事合格しました。
 育てる姿勢なのか何なのか、定員の6割程度という枠の中、7割を切るぎりぎりまで合格させたようです。一般入試も受験者ほぼ合格で、学生の質の維持は本当に大丈夫なのかと心配してしまいます。

 道立高校も願書を出してしまったので高専に確認し推薦入試の条件である入学確約守るなら受験OKとなったので一応受験。一応それなりの受験競争のある学校でしたが、学区外でも合格しました。辞退しましたが。入試結果開示の結果、トータルでは思ったよりは取れていましたが、一番良かった国語は9割、悪かった理科は5割台と、相変わらず浮沈の多い危険な結果です。
 高専の一般入試も後日問題をもらってやってみましたが、過去の合格者平均を上回る得点を出せていました。ちなみに息子も参戦し、合格最低点は越せていたので今すぐでも入学できます。息子は高専に一緒に行くたびに誰かしらから来ない?ってリクルートされてます。

振り返って

 両方合格したので迷いもあるかと思いましたが、お嬢様には迷いもなく、寮生活もしてみたいというので行ってみることに。専門領域に関してだけは、本当に大丈夫かという心配もありますが。

 ただ道立高校の方は問い合わせをした時の心証が小中学校以上にすさまじく悪く、こんなところに子ども預けて大丈夫かと思ったので、この選択で良かったのかもしれません。
 道立高校全体の問題ではなく上位校じゃないからだと思っておきたいところですが、道内では他管内に比べるとずっといい方で一応利便地でもあるのでそれなりの質の先生が集まってると思うとなんかがっかりです。
 その点高専の方は、いろんな部署の職員の方や先生方と接する機会がありましたが、皆さん親切かつ適切に対応してくださっているので、その点からも育ててくれる姿勢への期待を感じるところです。

 ちょっと内申と得点が足りなくて進学校は断念しましたが、それを救ってくれた意味では神です。
 学校側の説明でも公務員とか教員とか目指すのは厳しいとの話がありましたが(目指さない方がこれからの時代はいいかもしれませんが)、進路が狭まる懸念はありますが、その世界でなじめれば普通科では厳しい選択肢も生まれます。うっかり高校生!と言えないのですが。
 入学直後の時点では、本人も楽しそうに行っています。学生の質を維持してもらった上で、いい仲間を作り大学入試から解放された充実した5年間を過ごせればいいです。

入学後にかかるお金の実際

 入学時にかかるお金の実際を、高専と道立高校で比べてみました。
 どちらも公称の学費とは別にそれと同じかそれ以上の金額を入学式までに取られるのが衝撃的です。
 なお、道立高校は娘が合格をいただいてきた学校の入学関係書類からわかる分のみ拾いました。
 高専は学科により若干違いますが、うちの学科は比較的安い方です。

項目道立高校高専備考
入学金5,65086,400高専の方が高いです
教科書・副教材27,41924,704辞書別
高専は高校の検定済教科書を使わない教科も
制服45,5400高専は私服
ジャージ15,00019,180
実習用具011,945
学生会費未提示年額8,000生徒会費に相当
後援会費未提示5年分一括95,000PTA会費に相当
同窓会費未提示卒業後10年分15,000高専は入学時に前金で。
入学式当日28,0000進路指導費とか言ってたがよくわからんお金
新入生ガイダンス5,0000どっかに行くみたい
入学前計126,609260,229
授業料年額約120,000年額234,600高専は5月と10月に半額ずつ二期払い
模試代10,000弱0大学入試ないので受験対策不要
初年度年間見込み256,609494,829自宅から通えればここまで
寄宿舎下宿別途年額9,600個室800円/月
寮費下宿別途年額96,000光熱水費等
食費下宿別途年額347,248夏冬春休みGWの閉寮期間約3ヶ月除き全日1日3食
寄宿舎計下宿別途452,848約38,000/月
総計947,677自宅から通えない地方の学生はここまで必要。
見えないところでは、教科書類は高専は先生の引率付きの校内販売。道立は市内の指定場所で購入らしい。

地方から居住込みで初年度総額95万と言われると、決して安くは聞こえない。
でも公立でも下宿すれば月5〜6万は下らないから大差ない金額がかかると思うと、改めて地方の厳しさがわかる。

2年目以降ざっくり見込み
項目道立高校高専備考
教科書・副教材27,41924,704不明のため1年次と同額を想定
生徒/学生会費不明年額6,000入会金は不要
PTA/後援会費不明一括払い済
授業料年額約120,000年額234,600高専は5月と10月に半額ずつ二期払い
模試代10,000弱0大学入試ないので受験対策不要
年間見込み160,000以上265,309
だいぶ差は縮まりましたが、程度の差はあれ見えないものもいっぱいあるんでしょう。どちらも。

2年目以降居住込みで70万円超えと言われると、決して安くは聞こえない。





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