米

　北海道産では「きらら３９７」「ほしのゆめ」などが代表的です。昔は北海道産米はまずい米の代名詞でしたが、最近は食味が向上しています。成分のいい米を選りすぐった「高品質米」も出回っています。生産量の４倍出回っているという某地域指定コシヒカリよりいい米に出会える確率は高いと私は思っています。

野菜

　キャベツ、レタス、キュウリ、トマト、ピーマン、白菜、ネギ、しそ、枝豆に至るまでほとんどの野菜は道内産が出回り賄うことができます。沖縄野菜のゴーヤーまでも北海道産がみられるようになってきました。１２月から３月頃までは上記野菜でも道外産がほとんどになります。
　果物もスイカ、りんご、ぶどうなどたいていのものは時期は限られますが道内産が出回ります。メロンも安価で出回ります。

肉類

　牛肉、豚肉、鶏肉いずれも北海道産のものが手軽に手に入ります。
　北海道で特徴的なことといえばラム肉がごく普通に売られていることでしょうか。ただオーストラリアなど外国産がほとんどで、道内産に巡り会う機会がほとんどないのは残念なことで業界の方の奮起を期待します。
　最近はご多分にもれず外国産のものも多く出回っていますが、うちでは牛肉は地元産のものを、豚肉・鶏肉も道産のものを中心に使用するよう努めています。

魚類

　鮭、タラ、カレイ、ホタテ、タコ、イカ、カキ、カニ、ウニ、アワビに至るまで北洋系の魚介は漁期に応じ地元産が手に入ります。特徴的なのは、生ホッケや生ニシン、ソイなど北洋独特な魚や、いくら作りに使える鮭筋子や生のタラ卵、タチと言われるタラ精巣などが普通に出回っていることでしょうか。
　マグロ、カツオ、ブリなど南洋系の魚は一部道内産が出回りますが道外産がほとんどです。